片付けてと言ったら、親に怒鳴られた!

母に片付けて!捨てて!と言ったら、怒鳴られました。

どうしたら片付けてくれるでしょうか?

こんなご質問を受けました。

年末年始で実家に帰省したら、家中、散らかっていて、子どもを遊ばせることもできません

台所は買い物したままのレジ袋が散乱。賞味期限切れの食品で冷蔵庫はぱんぱんです。

10年以上前の服と、ディスカウント店で爆買いした下着がゴチャゴチャになっています。

タグのついたままワンシーズン以上すぎているものさえあります。

私が捨てたら、すごく怒りました。このゴミ屋敷状態をなんとかしたいのですが、

どうしていいかわかりません。

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「捨てずに収めて」で、「親の壁」突破

実家・親の家の片づけではよくあることなのですが、

「捨てる」ことに、ストレスを感じているのかも。

 

突破しやすい「親の壁」のポイントは5つ

① 玄関周り、廊下、階段、庭など、防犯・防災上や

ご近所などの目につきやすいところから片づけます。

廊下に物があると、地震や停電のときにつまずいたら危険だと防災を強調しましょう。

 

② 賞味期限切れは体に悪いと言って、処分してもらいましょう。

それか、実際、印字が小さくて見えていない可能性も。

代わりに見てあげようか?などといって処分しましょう。

 

③ レジ袋に入ったままのものは、中身が何か分かりやすくしようといって、

一度すべて出します。

袋に入ったままは、ムダ買いになるからと節約情報として話してみましょう

④ タグのついた服は、タグを外して、種類別に分けて箱などに収めます。

今着ている服だけを、手の届きやすい場所にしまいます。簡単な収納法でOK

⑤「捨てる」というと、怒ってしまうので、分けてから「収めよう」と話して、

使っていない部屋に、一時保管として移動させて、収めます。

「収める」というのは、捨てるわけではないので、安心して同意してくれる確率は高くなります。

段ボールに入れる場合は、しまう・捨てるではなく、収めておくというと、安心します。

一時保管のものは、半年や1年使わなければ、

後に、要らない物かもね?と、聞くことができます。

少し床がきれいになってくると、スッキリした気持ちになりますので、

親の気持ちを考えながら片付けのお手伝いをしていってください

片付け上手塾エグゼカレッジ表参道校 代表理事 高橋和子

 

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