【片づけ上手QA】もったいなくて捨てられない!捨てずに片づける方法は?

 

【片づけ上手QA】のシリーズでは、

セミナーやSNSでよくいただく質問に、お答えします。

片づけのご参考にどうぞ。

Q 捨てずに片づける方法はありますか?

片づけができなくて困っています。
お部屋はいつも散らかっていて、家族からは全部ごみだといわれます。
でも、もったいないし、もう手に入らないかもしれないと思うと、捨てられません。
プレッシャーで押しつぶされそうです。
捨てずに片づける方法はありますか?

A 捨てなくても片づける方法はありますよ
「捨てなくちゃ」というプレッシャーを捨てましょう

家族に片づけなさいといわれて、たいへんですね。
片づけるというのは、物を選んで整理するという行動です。
「片づけること」と、「捨てること」を、分けて考えてみましょう。
捨てるのは片づけのプロセスの一部でしかありません。

まず、「捨てなくちゃ」というプレッシャーを捨てましょう。
そのほかの、捨てられない物は、捨てなくてもかまいません。

でも、明らかに汚れたり壊れている物は、不要なごみに仕分けしましょう。

「捨てられない人」にっとては、不要なごみに仕分けできることが、

実は、片づけの第一歩を踏み出したことなんですよ。

そして、大事な物は、家族を含め誰でもが分かるようにしまっていきます。
もし、床やテーブルに置きっぱなしにしている物があるなら、

それは、あなたにとってしまう場所が合わないのかも。
もう一度、収納場所を考えてみるといいですね。

もったいなくて捨てられない物は、一度ごみ袋や箱に詰めて、

一時保管すると考えてみてください。

多くの人は、見えない物の存在は、気が離れて忘れてしまいます。

早い人は、ごみ袋にいれた瞬間にも!

たいていの人は半年もたてば、

物から心が離れて、スムーズに手放すことができますよ。

それまで別の場所に移動させて、収めておくことをおススメします。

「保管」していると思えば、プレッシャーを感じなくなります

 

大事な物と分けて、移動・保管し、自分で納得して片づけていくのが、

遠回りのようで最速で片づくコツです。

 

捨てると片づくのははやいのですが、無理に捨てても、

心がスッキリしていないので、すぐにリバウンドします。

片づけを続けていけば、自分にとって何が大事なのかわかってきます。

最初は時間がかかっても、だんだん判断する時間は短くなっていきますから

心配せずに、トライしてみてくださいね。

 

代表理事 高橋和子

 

 

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